学生時代にヒマラヤの山小屋でフランス人女性に言われたことを強く覚えています。

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「日本はそこら中にアクセス可能な自然があって羨ましいよ」

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海外の方から日本の自然の素晴らしさを聞くのは初めてではなかったため

​当時の私は日本ってそんなに素晴らしいのかと褒められる度に誇らしい気持ちになっていました。

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しかし帰国後登山をしていると、登山する山自体はきれいに整備されているものの

その道中の山々は荒廃している場所が非常に多く、世界の方が羨む日本の自然とは

全く異なる現実があることに気づくようになりました。

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​また、その当時土砂災害のニュースが頻繁にテレビで流れており、自分なりに原因を調べていくと「放置竹林」が原因で大規模な崩落が多数起きていることも知りました。

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​そこで「世界の方が羨む日本の自然を取り戻さなければならない」と、仕事前にボランティアで放置竹林の整備をするという生活を半年間ほど行いました。

 

しかし、ボランティアではいつになっても日本の放置林はなくせないと気づき、どうにか放置林問題を解決する過程で収益を生む仕組みを作る必要があると思い立ち当社を設立いたしました。